新宿文化センターオルガンラインナップ2021

新宿区立新宿文化センターは、1979年に現在の東新宿に開館しました。 大ホールにオルガンが設置されたのは、それから12年後の1991年10月。

パイプ総本数5061本、音色を表すストップ数70、4段の手鍵盤と足鍵盤を備え、本格的なフランスの伝統的音色を味わえる国内最大級のオルガンとして多くのファンを魅了し続けてきました。

制作はフランス・ストラスブールのケルン工房です。
親方のダニエル・ケルン氏は長年にわたりオルガンの修復に携わり、ロマン派オルガンの代名詞となったカヴァイエ・コル・オルガン、バッハも愛したジルバ―マン・オルガンなど歴史的オルガンから伝統的技術を学び、受け継いできました。
彼はその技術と絶妙なバランス感覚を発揮し、1台のオルガンの中で多種多彩な音色を融合させて、万華鏡のような美しい響きを作り出したのです。

オルガンの音色にはじめて触れる方から様々なオルガンを聴き比べているファンの方まで、
いつまでも愛され続けるラインナップを今後も展開してまいります。
 
 
 
 
 

【2021年のオルガンラインナップ】

トワイライト・オルガン・コンサート
~新宿文化センターオルガン奉献30周年~

今年は、新宿文化センターにオルガンが設置されてから30周年になります。
この記念すべき年に、当館の専属オルガニストを務めてきた3人が思い思いの曲を演奏します。

日時:2021年10月25日(月)18:00開演(17:15開場)
料金:無料

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オルガン花鳥風月-柿沼唯の世界-
能楽に深い造詣を持ち、幽玄なる世界を紡ぎだす作曲家・柿沼唯。
近年はオルガン曲も手掛け、好評を博しています。
今回はそんな彼の世界をこよなく愛するオルガニスト8名が、夢の大集合。
数々の名曲をお楽しみください。

日時:2021年12月4日(土)17:00開演(16:30開場)
料金:一般 2,000円、区民割引 1,000円、友の会割引 800円

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作曲家 柿沼唯氏よりメッセージが届きました。