《この展示は終了しました。多数のご観覧ありがとうございました》
商家の宝 -四谷の菓子商・荒井谷と狩野派絵画-
江戸時代の末ごろから、麹町十二丁目(現四谷一丁目)で菓子商を営んでいた「荒井谷(あらいや)」に伝わった、絵画、錦絵、漆器などを公開します。
荒井谷二代目当主・野口又吉は、菓子商を営みながら、狩野派の画家に師事し、日本画を描きました。また荒井谷は絵画の収集もしました。今回はその中から、狩野山雪(さんせつ)《竹雀》、狩野安信(やすのぶ)《山水》、海北友松(かいほうゆうしょう)《問答図》、伝徳川家康《老松図》など貴重な絵画作品20点余りと、その他関連資料など合わせて60点余りを展示します。四谷の商家に伝わった豊かな文化をお楽しみください。
(展示リスト)
【展示期間】5月18日(土)~7月7日(日)
【休館日】 第2・4月曜日(5月27日、6月10日・24日)
【会場】 新宿歴史博物館 地下1階企画展示室
【開館時間】9時30分~17時30分(入館は17時まで)
【観覧料】 無料
【問合せ】 新宿歴史博物館 学芸課 TEL03-3359-2131
所蔵資料展「商家の宝-四谷の菓子商・荒井谷と狩野派絵画-」チラシ [PDF形式1.66MB]
常設展示室にも注目!
新宿歴史博物館常設展示室では重厚な蔵造りの「荒井谷」の店蔵が実物大で復元されています。
また、菓子型や銭枡など荒井谷で使用した品々も展示しています。こちらも合わせてご覧ください。
【開館時間】9時30分~17時30分(入館は17時まで)
【観 覧 料】大人300円、小中学生100円
関連イベント
・ギャラリートーク
担当学芸員が展示の解説を行います。
【日 時】展示期間中 毎週土曜日 13時~
(約30分、事前申し込み不要、企画展示室前集合)
・所蔵資料展関連講演会 「木挽町狩野派と狩野芳崖」
江戸時代の奥絵師四家のひとつ木挽町狩野派について、狩野芳崖を中心に解説します。
【講 師】佐々木英理子(板橋区立美術館学芸員)
【日 時】6月2日(日) 14時~16時
※詳細はこちらをご覧ください