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写真展 新宿・昭和50-60年代 <昭和>の終わりの新宿風景
会 期 : 平成 26 年 12 月 6 日 (土) -平成 27 年 2 月 22日 (日)
[ 会 場 ] 新宿歴史博物館 地下1階 企画展示室
[ 開館時間 ] 午前9時30分-午後5時30分(入館は午後5時まで)
[ 休館日 ] 第2・4月曜日(祝休日の場合は翌火曜日)、臨時休館・年末年始12月26日-1月3日
[ 観覧料 ] 無 料
[ 主 催 ] 公益財団法人 新宿未来創造財団 新宿区立新宿歴史博物館
街が”バブル”に向かった時代、
街から”昭和”が消えた時代。
日本が経済的な豊かさを謳歌した昭和50年から60年代、新宿は更なる変化を迎えます。
次々にそびえ立つ西口超高層ビル群、都庁の新宿移転決定、マンション開発が進む住宅街、歌舞伎町への性風俗産業の進出。昭和60年代に発生したバブル景気は、”再開発”や”地上げ”を日常のものとし、身近に残っていた<昭和の面影>は急速に失われてゆきました。
携帯電話やインターネットはまだ普及する前の時代。初期のパソコン・ゲーム機などが登場し、少子高齢化や環境問題がより身近な問題として意識され始めたのもこの時代のことです。
つい”見慣れた光景”と思いがちな写真に刻み込まれた歴史性。<過去>と<現在>が、まさに奇妙に同居する”昭和50‐60年代の新宿”を、未公開の所蔵写真を中心に振り返ります。(展示写真リスト)
◆ 特別公開◆『西新宿定点撮影 脈動する超高層都市、激変記録45年』
昭和44年(1969)から続く、西新宿の定点撮影写真をもとに制作された貴重な映像を、会場内で特別公開します。
[制作・協力] 株式会社中西元男事務所《PAOS》
00 昭和の終わり
●天皇崩御の日の新宿
●号外に見入る人たち
●大喪の礼の日の新宿・・・ほか
01 天空都市
●空から見た新宿新都心
●超高層ビル建設風景
●都心の空き地・副都心4号地広場・・・ほか
02 街角の昭和
●再開発中の戸山地区
●ガスタンクの見える風景
●廃止される新宿貨物駅・・・ほか
03 新宿クリーン作戦
●新宿駅周辺環境クリーン運動
●クリーン歌舞伎町パレード
●あふれる駅前放置自転車・・・ほか
04 平和な日々、ピースな子ども達
●子どもと家族のいる風景
●子どもと遊びの風景
●ピースをする子ども達・・・ほか
講演会1 宮沢章夫の特別講義
「ニッポン戦後サブカルチャーと新宿」
Eテレ番組や大学講義など、戦後文化に関する独自の考察で活躍中の講師が、<新宿>を語ります。
日時:12月20日(土)14時~16時
講師:宮沢章夫(劇作家・演出家・小説家)
講演会2 「新宿で写真を撮ること-写真家・迫川尚子の新宿風景」
写真集『日計り』『新宿ダンボール村』など、話題作品を発表している講師が、<新宿>と写真の魅力を語ります。
日時:平成27年1月17日(土)14時~16時
講師:迫川尚子(写真家)
◆ ギャラリートーク(学芸員による展示解説)◆
会期中の毎週土曜日 午後1時~(約30分)
参加無料・直接会場(地下1階企画展示室前)へ
◆交通案内◆
JR・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷駅」下車徒歩10分
東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」下車徒歩8分
都営地下鉄新宿線「曙橋駅」下車徒歩8分