板碑(いたび)は死んだ人をとむらったり、自分や親戚の死後の幸せを願って造られたみたいだ。行元寺跡の板碑は今から約500年前の明応3年(1492年)のものだよ。東京都内では、金で装飾された板碑は、葛飾区や板橋区でも発見されているよ。新宿区ではだいたい40基くらいの板碑がお寺などに伝えられていたんだ。最近では、遺跡の発掘調査で破片がみつかってきているよ。